ペット。って言うか家族

ひでじぃは数年前まで12年ぐらい犬や猫と暮らしていました。
子供の頃にも犬を飼っていたことはあるのですが、飼っていたといっても自宅とは離れた父親の仕事場で拾ってきた野良犬を飼っていただけなので、ひでじぃは夏休みとか長期の休みを除いては時々しか会うことはなく、自分で世話をしたのはこの子たちが初めてでした。

結婚前の話ですが、現在の妻と一緒に住むようになってしばらくしてから1頭目。数か月後に2頭目の犬を飼い始めました。
もちろん衝動買いではなかったのですが、覚悟していたとはいえはやっぱり大変。
トイレと無駄吠えは代表的なところでしょうか。
1頭なら大人しくても、もう1頭に無駄吠えがあるとそっちにつられたりするので、安易に多頭飼いとかしない方がいいです。多頭飼いで仲良くしているのを見るとほっこりしますが、当然相性もありますので新たに1頭迎えるときは更に慎重さが求められます。

そしてもう一つ大変のは医療費です。
健康ならばワクチンとかの予防だけで済むので年間でも医療費はそんなにかからないのですが、病気になった時の治療費が高額になることが少なくないです。
保険に入っていてもプランによっては回数や限度額が決まっていたりしますし、ひでじぃのとこの子は保険に入っている間は全く病気しなかったのですが、解約してから何度病気になったことか・・・。
検査で数万円。入院で数万円。救急治療で数万円。慢性の病気になると毎月治療費がかかります。
内容によっては1回の手術、1か月の治療や薬代が数十万円かそれ以上になることも。
動物医療も日々進歩して高度になっていきますので保険にはケチケチせずに加入しておいた方が良いと思いますよ。

ひでじぃの子たちはいくつかの病気と治療を経験したわけですが、先に2頭目が亡くなりました。
血小板減少症の治療を始めた矢先、てんかんが起こるようになり、1時間ほど家を空けている間に亡くなってしまいました。キャリーの中に伏せて大人しく帰りを待ってくれているような姿でした。
それからしばらく、1頭目は2頭目の帰りを待っているのか玄関前で伏せていたり、部屋の隅からひでじぃたちに何かを訴えるように見つめたり、特別仲が良かったわけではないのですが、2頭目がいないことにさみしさや不安を感じているようでした。

2頭目が亡くなった数か月後、今度は猫を飼うことになりました。
子供の頃は猫をちょっと触っただけで関節という関節に発疹が出てかゆくなったり、猫がいるだけでくしゃみが出たりしたのですが、体質が変わったのかその時は平気でそれ以来猫カフェにも行けてしまいます。

片手に乗るほどの黒猫を、とりあえず洗って犬用のウエットフードを与え、翌日病院で検査などしてもらいました。怪我があったのですがそれ以外は問題なし。特注のエリザベスを付けて帰ってきました。
推定ですが生後6週間。2頭目を亡くしたところでしたがしばらく(良い意味で)あたふたすることになりました。
余談ですが、犬用フードで猫は栄養を摂れないそうです。ちゃんとは聞いてませんが必要な栄養が違うのでしょうか?

ところがその黒猫は、うちに来て2年を過ぎたころに突然亡くなってしまいました。
留守番カメラでみた時に異変に気付きすぐに病院に駆け込んだのですが、半身麻痺があり、自発呼吸がなくなり、数時間後には亡くなってしまいました。
「元々体質が弱い子だから親に捨てられたんじゃないか?」っていう話も聞くのですが、それにしても早過ぎるな、と。
ひでじぃはこの子しか知らないので比べようはないですが、頭が良いというか、壁で爪を研いだりもなく、手のかからない子で、猫を飼う楽しさを教えてくれた子でした。

ところで、今回登場した留守番カメラ。外出先から家族の様子を確認したり話しかけたり、おやつが飛び出すものもあります。
ただ、今回は留守番カメラで異変に気付き、すぐに帰れる場所、環境、立場その他諸々が都合のいい条件だったのですぐに対応できましたが、もしそうでなかったら。
わが子の様子が明らかにおかしいのに帰れない。そんな時、留守番カメラの存在ってすごく残酷だなって思いました。

ひでじぃたちと一緒に2頭目と黒猫を見送った一頭目。その1頭目とも別れる時が来ます。
黒猫が逝って間もなく、1頭目に癌が見つかりました。
もう断片的にしか覚えてませんが、介護中心の生活で、とにかく生活が一変しました。
のどに癌ができ、食べられないのでシリンジで食べさせたり、奇跡的にその癌が小さくなり、またカリカリが食べられるようになったら今度は肺に転移。その後、脳にも転移して下半身麻痺。
それを境に一気にやつれた様に思います。自由を奪われたことが辛かったのだと思います。
闘病中も散歩には行きたがりましたから。
癌と分かって4か月ほど。一進一退を繰り返しましたが最後はしずかに息を引き取りました。

12年と数か月で3度のお別れ。毎回妻よりもひでじぃの方がボロボロになります。
今でも思い出して泣きますし、この3度よりも泣いたことはないです。
また飼いたいけど躊躇してます。お別れが辛いんで。

今回は亡くなった時のことをあらすじ程度に書きましたが、ペットを飼うことは楽しいですし、それ以上のものがあります。
でも、お金はかかるし時間も取られる。旅行に行き難くなるとか生活が制限されることもあります。
最近は以前に比べると「軽い気持ちでペットを飼わないで欲しい」という情報があちこちに飛び交っていますが、自分たちが思う以上に、その想像を超えていろんな負担、不自由がのしかかってくるかもしれないという覚悟を持って、家族に迎えてあげて欲しいと思います。
そして、その覚悟もって迎えることになったら、細かいところに気を配って小さな異変に気付いてあげてください。
そうすれば、新しい家族とより多くの思い出を作ることができると思います。

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