色々な「飼う」

ひでじぃはこれまでに犬、猫、ハムスターなどを飼育したことがあります。
ペットとして飼っていました。
近頃「ペットは家族だ」とか「ペットじゃない!家族だ!」とか言われますが、ひでじぃも同感です。
特に犬や猫は自分の親兄弟よりも大事な存在でした。
小型犬や猫の寿命は十数年から二十年前後。
ペットロスも考えるとまたペットを飼うということに慎重にならざるを得ません。

「飼う」にも目的や理由が色々あり、ペット以外に例えば仔犬や仔猫を売るためだったり、ショーやレースに出すためだったり、家畜なら肉として売るためだったり、実験に利用するための飼育もあります。

聞いた話ではありますが・・・
ドッグショーで良い成績を上げることを目的とするある犬舎では専用の建屋やドッグランがあり、お世話係のスタッフを数名雇い、食事にも大変こだわっているそうです。
しかしその食事というのが、たまに与えるには毛艶や筋肉などの成長に良い効果がありそうだが長期的にみると例えば膵炎などの病気に繋がりそうなものを常日ごろから与えているとのこと。

その犬種を守る、存続させるという意味でドッグショーは必要なのかもしれません。
しかしその飼い主は普段、手入れの時以外犬にはほとんど触れないそうです。
上記の食事の件以外にも、普段から遊んでもらうことも撫でられることもあまりなく、汚れても順番待ちか、ショーへ出かける直前まで汚れたまま。
散歩に行くこともなければ、躾もされずに吠え癖があると声帯を切られる子もいます。
ちなみに声帯を切る切らないはショーの成績には関係ないそうです。というか厳格な犬種基準を競うはずのドッグショーに、声帯を切った子が出られることに驚きました。

「可愛がる」という意味において、一般のそれとはあまりにもかけ離れているように感じます。
犬にとっては嬉しい肉などを普段から与えられてはいますが、それは犬を喜ばせるためでなくショーで勝つためであり、将来の健康など度外視に思えます。
散歩にも行けず、食べること以外に楽しみは無さそうです。
体だけでなく、心の健康にも良い面は少ないように思います。
ひでじぃ的にはショーを戦うための道具や駒という扱いをされている様に感じてしまいます。

ショーで良い成績を上げても賞金は出ません。
記念品と名誉だけ。
全国のブリーダーが毎週どこかで集い、自分たちの犬を披露する。
確かにチャンピオンになればその仔犬は高く売れるかもしれませんが、一般的にペットとして飼う犬の親がどこかのチャンピオンだからと言って、何か影響するでしょうか? 

自慢にはなるかもしれませんが興味がない人に全く関係ない話であり、一時の話のネタで終わるのがほとんどだと思います。
親がチャンピオンだからと言って躾がし易いわけでもなく、必ずしも思ったように可愛くなるとも限りません。
ひでじぃが飼っていた犬も猫もトイレはちゃんと覚えましたし、猫も保護猫でしたが決まったところ以外では爪とぎもしなかったので、壁などが傷つくこともありませんでした。
ドッグショーって昔で言う貴族か?っていうぐらい、本当に一般とはかけ離れた世界です。
それなりに財力が無いと頻繁には関われない世界です。

コロナ禍で自宅で過ごす時間が増えペットの需要が増加したからか、それとも安易に買えないようにするためか、ペットの販売価格がかなり上がっています。
たまたま見た店でミックスでも30万を超えていましたが、ミックスが人気だからと安易に掛け合わせてしまう。
これこそ血統など何も考えない商売丸出しのブリーダーだと思います。
「ティーカップ」とか「豆しば」とかも人気ですが、日本では「小さい=カワイイ」と思う人が多いので、たまたま小さく生まれた仔犬をそのように言って販売し、成長すると通常サイズということはよくある話で、確立されていない犬種(?)を安易に視聴率や部数を稼ぐためにそんな呼び名で紹介するメディアもある意味同罪です。

昔からある程度目的をもって品種改良され、現在の犬種の形があるはず。
長年存在する犬種だからこそ、かかり易い病気が分かっていたり、何が得意でどのような飼い方が適しているか等が周知されています。
「チワワ×ミニチュアダックス=チワックス」
そんな単純な話ではないと思いますが・・・

以前に比べ随分規制は進んできているとは思いますが、珍しい毛色を出すためにタブーとされる毛色同士をかけ合わせたりするブリーダーもまだまだいるのではないかと思います。
そういうことを考えると、全く一般とはかけ離れていると感じるドッグショーというものも、それぞれの犬種を守るために必要なのだと感じます。

全てのブリーダーがそうではないと思いますが、ブリーダー本人の名誉や商売のためだけでなく、今いるその犬たちの現在と将来にも目を向けて欲しいと感じずにはいられません。

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